FGO初心者向け星3オススメサーヴァントその2
前回の星3サーヴァント紹介から3ヶ月近く経った。
その間FGOでは様々なイベントが開催されたが、その中でも一番印象に残っているのはやはり高難度イベントとして開催された茨木童子イベントだろう。
最大600万もある高HPのバーサーカークラスのボスを相手取り、15ターン耐えるか、HPを0にするかをやり続けるイベントであった。
HPを0にするという条件は、600万も削るには高レアが必要だったが、15ターン耐えるというのはバーサーカー相手だと少し厳しいものの、前回紹介した星3のマシュ、クーフーリン、ダビデを育成してさえいれば無理なものではなかった。
マシュが等倍ダメージで茨木童子の攻撃を耐え、クーフーリンが矢避けで凌ぎ、ダビデが竪琴で回避を付与し宝具に対抗するという活躍を見せており、
この三体がいたからこそ、このイベントを完走できたと言っても良いくらいにはマシュ、クーフーリン、ダビデには随分とお世話になった。
これからも同様のイベントが開催される可能性もあるので、この前回紹介した三体は絶対に育てるようにと改めてオススメしておく。
…と前置きを終えたところで、今回も初心者にオススメする星3サーヴァントを紹介しようと思う。
・ロビンフッド
ロビンフッドはアーチャークラスのサーヴァント。
初出はFate/Extraで、主人公ペアが第二回戦に戦う相手として登場し、得意とするトラップ戦術や毒、狙撃といった闇討ち、奇襲戦法でプレイヤーを苦しめた。
さて、そんな彼だが今作ではその闇討ち、奇襲の専門家というのを高HP、低Atkというステータスで再現している。
「攻撃力がここまで低いのは問題あるんじゃない?」と思われるかもしれないが、そこは心配ご無用。アーチャーはクリティカル時の威力がアップする単独行動スキルを所持しているし、スターも一番スターを吸うライダーの次に集まりやすい。クリティカルを叩き出してやればダメージも出るし、後述の宝具も撃ちやすくなる。
スター供給については初心者には厳しいが、ロビンフッドは「破壊工作」のスキルを使えば敵の攻撃力を下げて生存力を上げる事が出来るので自身の攻撃力の低さは気にならなくなるし、「黄金律」のスキルもあるのでNPチャージに関してもあまり問題はなかったりもする。
とはいえロビンフッド含むアーチャークラスは、クリティカルが本来の領分なので、通常の運用で満足できなくなったなら思い出すと良いだろう。
宝具はアーツ属性の単体宝具。
毒のバッドステータスに特攻があるが実際はバフ、デバフ、パッシブスキルに反応するので、毒を入れなくてもだいたい威力が盛られた状態で撃てる。そして自身の破壊工作スキルで威力を伸ばせるので非常に強力な宝具となっている。
※第6特異点キャメロット配信時のアップデートで修正されました。
修正後は、破壊工作スキルに毒状態付与が追加され、宝具の毒状態付与の追加効果が消去されて、宝具の特攻が毒のみになりました。破壊工作を使ってから宝具を撃つという流れは変わらないですし、威力も毒が付いているならば未だに高威力です。
破壊工作をかけてから撃つと、
与えるダメージが10万ダメージを越えるかなりの高威力宝具
となるので、高HPや黄金律といったロビンフッドの全ては宝具をひたすらに放つためにあると言える。
その強力な宝具は初心者のシナリオ、イベント攻略の助けになる。霊基再臨も第一再臨でスキルは揃うし、必要な再臨素材は第二までは大人しめなので、育成も比較的しやすい。初心者にはメインアタッカーとして育成をオススメしておきたいところである。
・ヘクトール
Fate/Apocryphaの赤のライダー「アキレウス」の天敵とされている。トロイア戦争において籠城戦でアキレウスを翻弄するも、最終的に一騎討ちにおいて敗北したトロイアの英雄である。
ヘクトールはその籠城戦においてアカイア軍を追い込んだ逸話からかHPが高く設定されている。
その分Atkが低く、ロビンフッドのように宝具やクリティカルの威力が高いというわけでもないが、その分他の強みがある。それでは紹介していこう。
まずはスキル。「軍略」は味方のサポートとしても使っても良いし、自身の宝具の威力底上げとしても使える。
「友誼の証明」はヘクトールの一番の強みと言えるスキルで、
確率でスタンとチャージ減少と言う効果。
どちらか片方がかかれば儲けものだし、両方かかれば二度おいしい。スキルレベル上げはこのスキルから優先的に行った方がよい。「仕切り直し」はヘクトールを長く場に存在させられる回復&デバフ解除スキル。友誼の証明等を活かすには長く場に立っている必要があるので、意外と重要なスキルだと言えるだろう。
宝具は全体宝具で、ダメージと同時に防御デバフがかかる。
属性はバスターなので、宝具ブレイブチェイン、宝具チェイン、バスターチェイン等を狙う以外にも、気軽に初手に置いてダメージを伸ばせるのが良いところである。
全体的に見て、前回紹介したクーフーリンと比べると耐久スキルが少なく、
その分サポートに特化したランサーで、友誼の証明や、宝具を見ると
その中でも敵への嫌がらせに特化したタイプであると言える。
取る戦法はただひたすらに戦場に居座り続け、味方への初手バスター、属性チェインへのカード借し、もしくはブレイブチェインを行いながら友誼や宝具を使い敵への嫌がらせを行うといった所か。
この「ただひたすらに戦場に居座り続ける」というのはほとんどのランサーに共通する戦法なので、ランサー運用の際には気をつけておくと、使っているランサーの強みに気付けてなお良い。
第二再臨の蹄鉄がネックだが、その分育てればかけただけの手間に応えてくれる。
自身を「守るのだけは嫌になるほど得意」と評する彼を、初心者には皆を守るためのサポーターとして起用して欲しい。
・清姫
基本ガチャ排出だが、前回のダビデと同じく第一特異点のオルレアンをクリアで一体手に入る。
清姫はバーサーカーだが、前二体と同じくHPが高く、Atkが低い。しかし、クラススキルの狂化が最大のEXなので、きちんと火力が出るには出る。
加えてそのデメリットの代わりに、
普通のバーサーカーよりもNP効率が良く
アーツ始動ブレイブチェインはNPを異様なほどに回収するという、ほかのバーサーカーよりも優れた点を持つ。
スキルの「変化」は自身の防御力を上げる効果。清姫の生存力を上げるのに役立つ。「ストーキング」は敵の防御力を必ず下げて攻撃力を上げる効果で、対魔力などの弱体耐性を無視するので非常に強力。このスキルの攻撃力アップのデメリットを鑑みつつ確定防御ダウンを上手く使えるかどうかが清姫運用のカギであろう。
宝具はバスター属性の全体宝具で、追加効果でやけど、確率でスタンを敵に付与する。
威力は多少低いものの、やけどと確率スタンが強力であるし、本人のNP効率が良い事からNPチャージ系の礼装を付けていなくてもアーツ、クイック等を絡めていくように心がければ第三ウェーブまでにはほぼ確実に撃てるのが強みである。
清姫は、初心者にオススメするにはバーサーカーなので脆い、攻撃力が比較的低い、再臨素材のゴーストランタンが手に入りにくいのデメリットがあったものの、
事、礼装がなくともNPチャージがしやすい事、他のバーサーカーを選んだとしてもサポートがほぼ必須なので脆い、攻
撃力が低いのデメリットは誤魔化しが効く事を考慮して今回のオススメにピックアップさせて貰った。
運用するのであれば、星2のゲオルギウスに基本的に庇って貰い、それが切れたら自分の変化スキルで耐えるのが基本戦法になるだろう。
バーサーカーは基本的に扱いが難しいものの、星4、5の等倍ダメージを越える火力をどんな相手にも出せるのが強みなので、クラス相性通りにサーヴァントを出せない序盤に確実に加入する清姫は、初心者の攻略の助けになるオススメサーヴァントである事は間違いない。
※第三弾サーヴァント強化クエストにて 『焔色の接吻』が追加されました。
自身の弱体解除と1ターンのバスター強化です。清姫のネックである自身の攻撃力が強化されてストーリー後半戦でも使っていけるだけの性能になっています。
今回はHPが高く、Atkの低いサーヴァントばかりの紹介になってしまったが、初心者にはわかりにくい高HPのサーヴァントのそれぞれの強みが多少なりとも伝わったかな?とは思う。
最近は星3サーヴァントは強化クエストで強化される事も多いので、育成のリソースを注いでも無駄にはならないので、皆どんどん星3を育成すると良い。
そして星3の魅力を発見して欲しいところだ。